大きな売上を上げる要因・時間差
- 2月15日
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更新日:1 日前
時間差とは
前回は、「努力が報われる3つの方向性 >」の詳細を解説した。
実際、3つの方向性ができたとき、大きな売上を上げる要因として、時間差の利用があげられる。
「時間差を利用する」とは、先攻している業界の成功事例を、まだ進んでいない業界に持っていくという考え方のことである。
例えば、IT業界は、すぐに新しいツールができ、SNSの仕様も変化が早く、そこにAIまで入ってきた。
しかし、逆に、教室業界や美容業界、治療院業界、寺院などは、まだ昔ながらの集客をする人のほうが多い。
つまり、業界ごとに、浸透するまでに時間差がある。
ランディングページや、オンライン、ウェブ導線をしない業界へ、当たり前になっているデジタルを持ってくる教室経営、美容、治療、寺院は、売上を拡大している人が増えた。
増えたと言っても、遅れている人のほうがまだまだ多いが、実際、やった人の効果は、ものすごく大きかった。
こういった、今では当たり前のものをまだ過去にいる市場に持っていくのは、映画にもなっている。
これはフィクションだが、実際多くの人は、同じ業界の人しか見ていない。
ピアノ教室の先生なら、ピアノ教室やピアノ、ピアノの先生とつながることが多い。
美容業界なら美容に関する人やモノとつながることが多い。
しかし、本当に重要なのは、まったく関係のない別の業界で起きている変化を見ることだ。
今では当たり前になっていることを、別の業界に持っていくだけで、顧客の差別化はしやすいため、売上は一気に拡大しやすい。
この方法も、実は、新しいものを発明しているわけではなく、初代ウォークマンやiMacと同じ、「マネる手法」である。
結局、昔から「売れるやり方」は、変わっていない。
売れる商品も、新しいものを発明しているわけじゃない。
カップヌードルが、今も売れ続けているのがまさにそう。
売れる商品というのは、別の場所ですでに成功しているものを、それをまだ知らない場所にいる人に持ってきているだけなのだ。
例えば、都会では普通のサービスを必要としている地方が、市場調査でわかったとする。
需要があるのに供給がない市場へ持っていくだけで、「この店すごい」と話題になる。
これは最もリスクが低く、成功確率は高い。
成功するのにやらない人たち
しかし、人によっては、新しいものを取り入れるときに無意識にブレーキがかかる。
例えば、
オンラインは難しい
ネットは自分には向かない(関係ない世界)
ウェブなんてITが得意な人がやること
というような感覚がある。
特に、教室、美容室、治療院、寺院などは、今までリアル中心でやってきた人も多いので、急にネットとかウェブと言われてもアレルギー反応が起きる人が多い。
そのため、操作を簡単にしたり、初心者でもできる実例を見せたり、難しい言葉を使わないことは必須になる。
実際、「これなら私にもできそうだな」という状態を先に作り込んでおくことで、最初から警戒されるリスクを取っ払っていく。
そこまでされた寺院で成功した例では、大愚元勝住職がいる。
「努力が報われる3つの方向性×時間差」を活用した好例である。
リアルをYouTubeというオンラインに挑戦。
口コミからの紹介集客をウェブ集客の仕組化に挑戦。
狭い市場にいた葬式仏教を教育市場へ持ち込み、経営者、教育家へターゲットを広げた。
集客方法の変化は激しいが、経営の手法は江戸時代から変わっていない。
それを知らない人が、集客に疲れるのは当然なのである。
経営の順番さえ間違わなければ、集客の方法はそのときに考えればいい。
土台さえ頑丈にできていれば、問題は起きたときに考えても解決は遅くないのである。
人は可能性を感じた瞬間、動き始める。
逆にどれだけいい話でも、自分には無理そうと思った瞬間に止まってしまう。
ウェブマーケティングでブランディングする契約だったが、クライアントがしなければならないことが遅れだした。
よくよく聞いてみると、気分が乗らない、やる気がなくなる、モチベーションが続かないと言っていた。
そして、最後は、「自分はネットが嫌いだとわかった」と言われ、契約は中止になった。
気分ややる気が低下した原因も、発熱、持病が多かったため、セルフイメージが昔のままだというのがわかった。
実際、「自分には無理そう」と言っている人が、成功することはできない。
例えば、以前、こんな人もいた。
「私、アナログなんで」と言っていた人は、オンライン化するのをずっと拒絶していた。
SNSが苦手
ネットは嫌い
PCもできない
ランディングページも自分には作れない
こう言う人は、年配の人に多い傾向がある。
しかし、それは、アナログ人間じゃなくて、『カタログ人間』であることを本人が気づいていないのだ。
ネットでもチラシでも、カタログを見ているだけ。
比較しているだけで実際には注文はしない人。
情報ならネタになる程度で登録したりしない。
だからいつまで経っても、何も手に入れられずに、何も変わらない。
まさか自分がカタログ人間だとは気づいていないクライアントから、「ネットでメニュー表だけ作って」と言われた。
ウェブマーケティングをするためにHPを作る私は、ウェブデザイナーが本業ではない。
その私は、クライアントに言われるままHPにメニュー表だけ作った。
そして、マーケティング機能はいらないと言われたので、HPはウェブカタログと化した。
あぁ、カタログ人間だと納得した...。
成功という名の残像
いつまで経っても、何も手に入れられずに、何も変わらない人は、思考が昭和や平成初期で止まっている。
昔は紹介だけで回っていたとか言うが、武勇伝を語ったところで、ただの痛い人にしかならない。
本人はまだ現役だと思っているが、もうとっくに老兵である。

その状態で、生涯現役、倒れるまで働くという強固なセルフイメージは、さらに強まり、強情と化す。
彼らは、うまく行っている人を見ても、口だけで行動しない。
評論家気取りの人も多い。
人は、うまくいっていた経験があると、それを手放せなくなる。
そのため、昔、うまくいった経験がある人ほど変わることが難しくなる。
例えば、
紹介で回った経験
リアルだけで集客が埋まった経験
これが成功の残像として強烈に記憶に残っている。
この「成功体験の記憶」は、先のクライアントのセルフイメージに一致した。
事実、自分が異業種交流会で営業したら予約が入ったと言った。
その1件が、ウェブマーケティングをやらない根拠になった。
SNSは、1年に1人しか予約されなかったことも根拠を強めた要因と言える。
つまり、自分はウェブやネットに頼らなくても、リアル集客できるという「昭和のセルフイメージ」を持っているのだ。
これの怖いところは、成功体験は、時代が変わると変化を止める足かせになる点である。
昔うまくいった人ほど、今までのやり方を否定されたくない、という感情が強く出てくる。
だから新しいものを見ると、拒否反応が出る。
しかし、現実は残酷で、市場は待ってくれない。
時代について行けなくなったら、ビジネスで成功するのは難しい。
実は、こういう人を大量に生み出しているのは、社会の構造に問題がある。
日本は、失敗しないことが美徳になりすぎてしまった。
現に、学校教育がそう。
間違えない人が評価される
失敗したら恥ずかしい
空気を読め
出る杭は打たれる
だから大人になる頃には、失敗しない能力ばかり育ってしまう。
昔の日本は、変わらなくても生きていけた。
その時代が長かったことに原因がある。
同じ会社に勤めて、同じことをやっていれば、安定した生活が保証された。
しかし、今は、時代の変化のスピードが異常に早い。
AIは、3.3ヶ月後には、週休5日を可能にしてしまう。
SNSは、商品や機能、綺麗な写真では評価されなくなった。
こうして、1年前の常識が一気に古くなる。
だから、変化に対応できない人が悪いのではない。
変化しなくてよかった時代の感覚を引きずっている人が多いだけである。
先にも言ったが、集客の手法は変化が激しいので、必要になってから覚えても売上に支障しない。
特に、真面目な人ほど慎重になりすぎて、結局、始めることには終わっている。
タイミングを逃す人が多い。
ちゃんと勉強してから
もっと成長してから
失敗しない用意ができたら
イメージができたら
彼らはそう言うが、その「タラレバ」は、一生やってこない。
その間に行動した人が、先に市場を取っていく。
だから今必要なものは、「完璧」ではなく、「変化に慣れること」
最初は誰でも怖い。
しかし、慣れた人から変わっていく。
こだわりの強い頑固者より、適応力のある人が変わっていける。
だから、完璧は目指さなくていい。
小さくてもいいから、まず時代の流れに踏み込んでみることが重要だ。
真面目に頑張ってきた人ほど、昔の「失敗しない感情」に縛られ、変わることを怖がってしまいがちである。
そして、熱を出してまで、体を壊してまで、新しいことを拒絶するという二次利得を得て、一生やらずに生きていく。
体はその機能を犠牲にしてまで、自分のやらない理由になってくれる。
しかし、本当は、これまで積み上げてきたものがある人が報われる時代になること。
それが理想のはずだ。
なのに、現実は、時代の変化によって、今まで活躍していた人が、どんどん消える況になっている。
その状況を変えていけるのは、積み上げてきたものがある人たちだと思う。



