化粧品でシミ、タルミは治せない
更新日:8月12日
例えば、医薬品で使われる成分を化粧品で配合するのは原則禁止となっているため、劇的な効果があるものはないのです。
パッケージを見ると、シミが治ると感じさせるような商品もありますが、よくよく注意書きを見ると、多くの場合「日焼けによるシミソバカスを防ぐ」と書いていると思います。
よって、シミをなんとかしたい場合は、地道に予防をすることが重要です。
一番有効なのが日焼け止め、あるいは、日傘、帽子などでUVをカットすることです。
そして、追加で美白の薬用化粧品を使うというのが、今のところの対処法かと思います。

なお、美白有効成分にも色々ありますが、どの成分を選んでも医薬品ではないので、効果は穏やかです。
一方、個人的に気になる有効成分もあって、それが大塚製薬のインナーシグナルシリーズですね。
効果はよくある「日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ」ではなく、「メラニンの蓄積をおさえ、シミ・そばかすを防ぐ」という珍しい効果です。
タルミは真皮の劣化が主な原因であり、化粧品・医薬部外品で対応するのは現時点で無理だと考えられます。
例えば、2014年の資生堂の研究で、真皮と皮下組織をつなぐ突起状の構造体があることがわかっています。
これが加齢によって減少することでタルミにつながるそうです。
これは皮膚の深いところの話であり、表皮をケアする化粧品レベルでは何もできないんですよね。
なお、タルミは、ヒアルロン酸注射で一時的に改善することはできます。
しかし、2019年5月、東大の研究チ━ムから、加水分解ヒアルロン酸という小さい分子のヒアルロン酸は、発ガンリスクがあるかもという報告が上がってきています。
だからすぐにヒアルロン酸がダメかというと、そうでもなく、大きな分子のヒアルロン酸は発がんを抑制するという結果にもなっているので、判断が難しいところです。
まぁ、これもあくまでマウスの実験結果でもあり、人でどうなのかとかは不明ですしね。



