洗浄系に◯◯エキスはいらない
- 2025年11月26日
- 読了時間: 3分
更新日:22 時間前
美容エキスをいくら配合しても、ほとんど効果がないと思うのが、洗顔とかクレンジング等の洗い流し製品です。
洗浄系の一番の仕事は、肌のうるおいを奪いすぎず、汚れだけを落とすことですから。
その次が、使った時の感触が良いこと、泡質がいい、などですね。

〇〇エキスなどの美容成分は、本来、洗浄系に配合不要です。
それでも色んなメーカーが〇〇エキス配合と訴求するのは、イメージ戦略です。
業界ではキャッチ成分とかコンセプト成分と言われます。
効果がありそうな美容成分がたくさん入っていると、肌に良さそうと思わせる戦略ですね。
確かにスキンケア製品に美容エキス等を配合するのは、長期的に見て意味があると思いますし、期待感は高いので配合した方がいいと思います。
しかし、洗浄系においてはほぼ洗い流されてしまうので、配合しても意味がありません。
そのため、洗浄系アイテムを見るときには、ベースの洗浄成分、使用感を演出する成分に注目します。
一番大事なのはベース成分です。
これで使用感や保湿力が、ほぼ99%決まると言っても過言ではありません。
なので、まず、化粧品の成分構成をおおまかに知っておきましょう。
化粧品のおおまかな成分構成は、分類すると以下のようになります。
ベース成分(水、水性保湿成分、油分、界面活性剤、ポリマー)
美容エキス・機能成分
防腐・安定化成分
香料
化粧水、美容液、クリームなどのスキンケア製品は、ベース処方に、美容効果が高いエキスや、良い香りをつけていきます。
その分、中身の値段が高くなりますが、長期的に見て肌に良い効果を発揮してくれることが期待されます。
しかし、洗顔、クレンジング、ボディソ━プ等の洗い流し製品に関しては、美容成分は不要。
洗浄系アイテムの中でも、洗顔処方を見る時は、洗浄成分、使用感、泡質改良成分に注目しましょう。
洗浄成分
ミリスチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、またはそのK塩、
ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸Na、ラウレス-6カルボン酸、
ラウリルヒドロキシスルタイン、コカミドプロピルベタインなど
使用感成分
油分…ステアリン酸、水添ポリイソブテン、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルなど
カチオン性ポリマー…ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-39など
泡質改良成分
ステアリン酸、PEG-160M、PEG-90M、ポリクオタニウム-7、ソルビトールなど
このあたりで洗浄力、感触、泡質が決まります。
もっとコスパが良いものを探すとか、今使っているのと違う感触のものを探す時は、これらの成分に着目して探すのがオススメです。
似た処方を探すときに便利なサイトが、コスメティックインフォです。 >
このサイトは、元ファンケルの方が独立して作られました。
化粧品開発者は毎日のようにこのサイトを見ると言われ、業界用を一般公開したような感じです。
このサイトの「全成分リスト」で好きな商品名や成分で検索すると、商品の全成分が見れます。
また、「類似指数」という数値も出てくるので、気になる商品と似た商品を見つけることができます。
使用感と成分の関係を見ていくのも面白いですよ。
もちろん成分が同じでも、配合量が違うと使用感は変わりますが、参考にはなります。
ただ、コスメティックインフォは、全ての製品を網羅しているわけではないので注意してくださいね。



