パラベンフリーは雰囲気商法の1つ
- 2025年11月25日
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更新日:1 日前
化粧品を選ぶときは、なんとなく安全そうだから、パラベンフリーのものを選んでる。
という人も多いと思います。
パラベンフリー化粧品とは、防腐剤である「パラベン類」を配合していない化粧品のことです。
最近の化粧品は、どこもかしこも、パラベンフリーで溢れていますが、「パラベンフリー」の流行は、そもそもメーカーの仕掛けたブランディングによる部分が大きい。
たしかに、パラベンは、敏感肌の方には刺激が出る人がいるのも事実ですが。

しかし、パラベンは、何十年も昔から全世界で利用されており、米国のレビューでは、通常の使用においてパラベンは安全な成分であるという結論も出されています。
個人的には、シャンプー等の洗い流し商品は、どんな肌の人でもパラベン入ってても大丈夫。
洗い流さない化粧水などの化粧品においては、敏感肌、赤ちゃんにはオススメしたくない成分。
大切なのは、自分の肌にあったものを選ぶことです。
パラベンフリーとは、パラベンが入ってない化粧品のことですね。
パラベンはメジャーな防腐剤の1つであり、化粧品が腐るのを防ぎます。
パラベンは、化粧品の安全性等について定めた「化粧品基準」にて配合量が決められており、パラベン類(パラオキシ安息香酸エステル及びそのナトリウム塩)の合計で、1%まで配合が認められています。
そのため、おおむね配合上限の1/3程度しか入ってないと思えば問題ありません。

パラベンフリーが流行したのには3つの理由があると考えられます。
パラベンが旧薬事法にて表示指定成分に該当していること。
内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の疑いをかけられていること。
とあるメーカーがパラベンフリー化粧品を発売したこと。
現在の化粧品の基準では、2001.4月から配合成分を全開示する必要があります。
それまでは、「使う人の体質によってごくまれにアレルギー等の肌トラブルを起こす恐れのある成分」に対して開示する義務がありました。
それらの成分は「表示指定成分」と呼ばれ、103種類あり、パラベンも含まれていました。
現在では、それらの成分を「旧・表示指定成分」と呼びます。
これを根拠に「パラベンは刺激がある」という中小企業メーカーの戦略が始まったのが、パラベンフリーの流行のきっかけです。
確かに、ウサギを用いた動物実験で、パラベンにはマイルドな刺激があるというデータがあります。
ただ、それは、10%と100%のパラベンという濃い濃度での実験です。
日本では化粧品に配合していいのは1%以下と決められているため、1部のデータだけ誇張するのはどうかなと思いますね。
冷静にパラベンの安全性データを見れば、そこまで大げさになる必要はないと思います。

また、1990年代に欧米諸国で、パラベンが内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の疑いがあると取り上げたこともきっかけの1つです。
2018年にも米国は、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンを内分泌かく乱物質の疑いがある物質としてリスト化しています。
パラベンは安全性が高く、化粧品の中身の価格も安くできるので、使っても何ら問題ないと思いますが、気になる方は避けたらいいと思います。
なので、「パラベンフリー化粧品を発売」と表現すれば、それはブランディング効果を狙ったものですね。
パラベンは悪いもの。
だから、パラベンを配合しない化粧品が安全です。
当社の化粧品はパラベンは配合していません。
このような流れが、商品ブランディングです。
現在は、パラベンフリー化粧品はどのメーカーも取り入れているので、珍しいものではなく、スタンダードになってます。
パラベンは世界中で古くから使われる化粧品の防腐剤です。
そのため、安全性データも膨大な量が蓄積されています。
安全性データは、アメリカのPCPC(Personal Care Products Council)という業界団体がまとめている、化粧品成分のレビュー「CIR(Cosmetic Ingredients Review)」に詳しく載っています。
通常、日本の化粧品では、パラベンは1%以下しか配合できませんし、1%ぎりぎりも入れることはありません。
なので、パラベンは普通に使う分には安全な成分です。
例外として、ベンジルパラベンについては、ちょっと恐れたほうがいいかもしれませんが、日本の商品で使っているのを見たことはないですね。
パラベンフリーにすると、敏感肌や赤ちゃんにとっては刺激が出にくいのでメリットです。
しかしながら、パラベン代替の防腐剤が必要になり、ペンチレングリコール、1,2-ヘキサンジオールなどの多価アルコールなどを配合するので、価格が高くなります。
なので、普通肌の人は、過度にパラベンフリーにこだわらない方が、コスパが良い商品に出会えますのでオススメです。



