誰もが通る8つの転換期・後編
- 2月23日
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更新日:19 時間前
誰もが通る8つの転換期
6.トランスフォーメーション(変容)
悪魔と出会ったあなたが、メンターの助言の元、行動を起こすステージを変容という。
ここで行動を起こせない場合、その理由として、抵抗がある。
抵抗があるということは、守りに入っているということ。
守りに入る場合、2つにわかれる。
1つは、逃げる行為、つまり、向き合わずに我慢する。
もう1つは、相手を攻撃する行為。

また、抵抗は、反抗とは違う。
反抗は、相手とは違う選択した結果だが、抵抗は、相手に自分と同じ選択をさせようとする。
力ずく、もしくは、言葉で押し通そうとする。
つまり、これ自体を攻撃という。
戦争と同じである。
たとえば、メンターに反抗したとする。
そうすると、あなたはメンターとは違う考えがわかったということだから、メンターから卒業できる。
ところが、メンターに抵抗した場合、メンターに執着する。
自分の考えをメンターにもその考えでやるように強要していく言動が抵抗である。
利害関係があるなら、お金を支払い、自分のやり方を代行させる。
自分は動かず結果を変えようとする「他人任せ」の最たる特徴である。
自分のやり方が正しいと対象が認めるまで執着する。
この場合、変容の段階には至っていない。
認めてもらえないと次に進めないのなら、それは課題を越えていないということだからだ。
人に認めてもらえないと生きていけないのなら、変容の段階にはいない。
こういった欲求も含め、人間の願望や希望というのは、欠乏感があるから生まれる。
欠乏感がない人間がいるなら、それは同時に願望もないということになる。
つまり、欠乏感のないところに願望は生まれない。
欠乏感があるから夢を持ち、希望を抱き、それに向けて人は現場を変えようと努力していける。
ということは、承認欲求は、欠乏感にある満たされない思いが表面にでてきているということである。
当然、攻撃した相手は疲労困憊、あなたから離れていく。
これは、相手から卒業したことにならないため、また似た人に出会い、似た問題が起きる。
なぜなら、原因が解決しなければ、問題を繰り返すから。

それと、「変容」と「変化」も違う。
「変容」とは、「後戻りできない」という深い意味がある。
「変容」は、過去の自分から生まれ変わるために、「産みの苦しみ」があり、痛みを伴うことが多い。
たとえば、東日本大震災を機に私たちの常識や、人生に対する考え方も大きく変容した。
こうして、変容は、その前の世界へ、もう後戻りできない。
逆に言えば、変容は、しばしば私たちの人生にとって、本当に大切なものに気づかせてくれる。
人が本当の意味で生まれ変わる時、つまり「変容」する時、そこには大きな痛みや、喪失が伴う。
しかし、大事なことは、その痛みを超えたところに、変容を遂げた「新しい自分」が待っているということである。
そして「新しい自分」に成長できた時、全く新しい人生を歩み始めていけるのだ。
これが、「変容」という言葉の持つ大切なエッセンスなのだ。
「変化したい」とよく言うが、これも「「変容」のことを指す。
変化というのは、何もしなくても変わっていく様子のため、老化や劣化などは「変化」で、変容とは言わない。
変化は、後戻りしようが、前に進もうが、何もしなくても変わっていくことを指す。
しかし、後戻りしたところでは「変容」という現象は起きない。
地震があった前に戻りたくても戻れない。
過去には戻れない。
ということは、地震があったという過去を越えなければ、変容できない。
また、似て非なるものとして、広告用語の「行動変容」がある。
これは、behavioral change(ビヘイヴァラルチェンジ)と言われ、人の行動面の変化を指すため、変容するわけではない。
購入するブランドを変える、購入する店を変える、購入自体をやめるなどの「行動の変化」を行動変容という。
行動変容の前提として、意見を変更する意見変容、態度を変更する態度変容などがある。
いずれも、変化は痛みを伴いにくいが、変容は相当の痛みを伴う。
事業で言えば、改善や改革は変化であり、変革は変容である。
例えば、意識改革による商品改革は売れないが、意識変革による商品改革は売れる。
小規模事業者の商品変革はリスクが高いが、意識変革による商品改革はリスクが低い。
自己投資するものは変化し、事業投資するものは変容する。
つまり、自分は行動せず、結果だけ変えたいという夢から覚めたとき、自分は浦島太郎に変化するということである。
7.コンプリートタスク(課題完了)
悪魔と向き合えるあなたは、次のステージで人生の課題が完了する。
それを課題完了のステージという。
完了させるために、完了するための行動がこのステージで課せられる課題となる。
課題とは、これまでの自分の人生を振り返り、そのプロセス(過程、方法、道のり)で体験した自分の苦悩や葛藤、手放したこと、勇気や挑戦。
そして、そこで出会うことで繋がった師やメンター、仲間や愛する人を通して、自分の人生の意味を整理し、学び・体験・悟りを統合していく段階がこの課題完了のステージである。
その統合した学び・体験・悟りは、あなたがよく観る映画やアニメ、小説、音楽が伝えたいテーマであり、メッセージになる。
つまり、世界は、あなたも含め、人生で歩く道は、同じ8つの構造にもち、ストーリーになっているということである。
自分のストーリーを作ることを、「人生脚本」といい、私たちは、自分の潜在意識で作られた脚本通りに生きるため、それが現実化しているに過ぎない。
それを「現実創造」という。
だから、生きにくく、望まない結果が繰り返されるならば、ストーリーを書き換えるほうがいい。
8.リターンホーム(帰還)
自分の1~7を、繰り返し誰かに伝え継いでいくステージ。
課題が完了した人は、教える立場になり、今まで自分がしていた仕事や行為をどんどん後継者に譲り、任せながら、ポストを明け渡し、人生を終えていく。
あなたがいなければ売上がない。
あなたが労働しなければ収入がない。
あなたがいなければ回らない。
もしそうなら、7までのどこかで留まっている可能性が高い。



