すべて捨てたヤツが一番幸せになる
更新日:8月12日
地位も、名誉も、巨万の富も、すべてを手に入れた男が、死を前にしてこう言った。
すべて捨てたヤツが一番幸せになる。
若い頃のオレは、とにかく金が欲しかった。
とにかく勝ちたかった。

睡眠を削って働き続け、仲間を使い捨てにしてでも人を踏み台にして上を目指した。
そして作った会社が軌道に乗り始めたとき、悲劇が起きた。
オレが作った会社から、オレが追い出されたんだ。
1985年、すべてを失った。
残ったのは、虚しさと孤独だけ。
その瞬間、はじめて気づいた。
自分のよくで動く人生に何の意味があるんだって。
金は増えても心は満たされない。
地位を得ても孤独しか残らない。
だからオレは決めた。
これからは、人のために生きよう、と。
人々に感動を。
人々の暮らしをよくすることを。
それからオレは立場も名誉も少しずつ手放していった。
金が減ることもあった。
でも不思議と心は軽くなっていったんだ。
そして、世界一のCGアニメ映画も作った。
アップルに戻り、世界一の製品を作るところまで辿り着いた。
そして、今もうすぐ死神が迎えに来るこの瞬間、ようやくわかったんだ。

自分の得たものには何の意味もない。
自分が与えたものでたくさんの人が幸せそうに笑っている。
その光景を見たとき、胸の奥が熱くなった。
あぁ、これだ。
これがオレが探していた本当の幸せだったんだ。
財産も名誉もあの世には持っていけない。
でも、愛と感動だけは、永遠に魂に残る。
だから、今生きてる人に、迷ってる人にこう言いたい。
得るためじゃなく、与えるために生きろ。
金のためではなく、「ありがとう」のために汗を流せ。
人間界の最高の自己満足は、誰かを幸せにすること。
そのために学べ。
そのために努力しろ。
そして、そのために強くなるんだ。
人生の最後に笑うのは、他者を幸せにしたヤツだけ。



